擬岩を作る! その7 モルタル天井塗り?

擬岩の底面にモルタルを盛る
問題は、どうやって岩の底面にモルタルを盛り付けるか?です。


モルタルを上に盛るのはまだカンタンです。

ラス網の上に乗っければよいから。
でも、垂直、ないしオーバハングしているところとなると・・・・。
これはもう至難の業です。
プロでも普通のモルタルオーバハングしているところにはなかなか付けられないじゃないかな・・・・。
カンタンに落ちちゃいます。
垂直でもある時、「ガサッ」とまとめて落ちちゃうんですよね。
これ、結構へこみます。
「うまくいってるな~。あと、もう少しで終わり。あ、ちょっとここ修正しておこうかな・・・。」
って、ちょこっとさわった瞬間にドサっ(>o<)
モルタルは振動を与えると水が回り流動化するんです。
そう、地震の時の流動化現象とまさに同じです。
振動を与えてしまうと、それだけ流動化します。
逆に適度な振動を与えれば、すでに盛りつけてあるモルタルとなじむということなんですけど、この手加減が微妙です。これは、経験しかないですね。
で、今回はだいたい岩は2段重ねになりますので、上の岩をやるときは、どうしても岩の底面があります。
ただでさえ、オーバハングが難しいと言っているのに、これは完全に天井塗りです。
普通に付けるのはほぼ不可能です。モルタルの重みで落ちてきます。
で、苦肉の策がこれです↓
擬岩の底面にモルタルを盛る
バスタオルの上にモルタルを盛り、スポンジで下から押さえつけているわけです。
これ、完全には盛りつけは不可能ですが、ある程度モルタルがついていれば、そこを引っかかりとして後からモルタル盛ることは可能なんですね。
あと、上からもモルタルは落ちてきますので、その受けになります。
また、岩の側面も結構たいへん。
というのも、手が入らないんですよね。
ここも似たような方法でなんとか盛りつけます。
こんな感じ↓
擬岩の側面にモルタルを盛る
ちなみにこの頃はでやっています。
プラスチックのものを使ってみました。
これだと柔らかいので、結構盛りやすいです。
ただ、難点は割れてくること。まぁ、安いので別にいいですけど(苦笑)
しかし、いずれにしろまだまだ作業効率悪いですね。

 

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