芝生作り その4 種選び

芝生の種の話です!

 

土壌を作り上げるのが最も大事ですが、次に大事なのが種。

何を植えるかです。

これですが、相当苦労しました。いろんな種を買っては試し、で枯れて・・・・。

まぁ、肥料のやり方とかその辺もあるので、どれが良くてどれが悪いとも正直言えません。

ですが、今試しているのは比較的お薦めできるかもしれません。

今試しているのは、リビエラムーンライトです。

そもそもはエバーグリーン(年中緑色)をねらって西洋芝をやっていたのですが、いまいちきれいに広がりません。

それに結構踏まれるケースもあるので、すり切れもあります。

サッカー場などに使われるティフトンとかもありますが、これだとはぎ芝になります。

高麗芝はやはりチクチクした感じがあるので、できるだけ葉の細かいものが欲しい。

調べていると、小学校の例でリビエラムーンライトを使っているのが挙げられていました。

リビエラは暖地系の芝です。高麗芝と同じく匍匐茎が伸びていきます。冬場は枯れてしまいますが、葉の性質は高麗より柔らかいとか。

強さもティフトン並み。すぐに復活するようです。しかも種から増やすことが出来ます。

ムーンライトは葉の質もリビエラによく似ています。こちらは耐陰性にすぐれているとか。

この種を混ぜたものを今回使うことにしました。

あと、西洋芝で一番困ったのが、生育スピードが早いこと。あっという間にスネくらいまで伸びてしまいます。ホントイギリスのゴルフ場のラフそのもの。

リビエラはそこまで背が高くならないようです。

まず種をまぜて、それにたいして芝の目土も混ぜ合わせます。

これをフルイでまんべんなく撒いていきます。

丁度子供が使っていた砂場用のフルイがあったので、それを使いました。

あとはレイキでならします。

最初の水やりは重要。しっかりと水をあげていきます。

芽が出たとき、正直、リビエラムーンライトかまったく区別が付きません。

相当時間が経って茎が伸び始めて初めて分かります。(まぁ、専門家の方であれば一目瞭然なのでしょうが、なにしろ見たことがなかったので・・・・)

正直リビエラは雑草の姫芝(でしたっけ?)に見えないこともありません。間違えて、抜いた可能性もあります。
茎の根元が若干赤くなるのが似ているんですね。

ただ、しばらく経つと見分けがつくようになります。

芝生はこの根付くまでが大変です。どうしても種が流れやすいですし、せっかく芽が出てもホースとか引きずったときに抜けてしまったり。

この時期泥だらけになるので水やりも大変です。

———–追記———–

このリビエラですが、年を越すと変化が現れました。
どうも冬の間は地下茎で伸びていたようです。
なので暖かくなると、急に増えた感じがしました。

地下茎、匍匐茎と両方で伸びますので、西洋芝のような株で増えるタイプより広がるスピードが速いですね。

葉も柔らかいし、結構おすすめかも