原付のタイヤ交換

天気が悪いので、DIY作業はお休み。

なので、原付のタイヤ交換に挑戦です!

頼むと1万円くらいするんですよね。でもネットとか見ているとなんとか出来そうです。
ということでやってみることにしました。

タイヤはヤフオクで購入です。

ダンロップの新品3,00-00 42J (D306)がなんと1,550円!送料入れても2,000円ちょっとなので即購入!

後、購入したのはタイヤレバームシ外しです。(ジョイフルホンダで購入)

新品タイヤと工具
タイヤレバーは高いものを買った方が良いという意見もありましたが、見あたらなかったので、一本750円のを買ってきました。2本必要です。
ムシ外しは300円程度です。

さて、今ついているタイヤをチェックすると・・・・
すり減ったタイヤ
こんな感じです。

これ、ひどすぎ!なんとゴムが全部なくなって下の素材まで見えちゃってます。

よくパンクしなかったなぁ・・・、というか事故起こさなくて良かったです。

「最近よくフニャって滑るなぁ・・・・」とは思っていたのですが、さすがにこんなひどい状態とは。これは即交換しないと駄目です。

タイヤのネジ
後ろのタイヤをはずすにはこのネジを外します。バイクはホンダのDIOです。
ネジは22mmですね。

ネジを外す前にマフラーを外す必要があります。

で、このマフラー外しが大変・・・。エンジン側から外す必要があります。
でも、届かないので、半分だけ外しました。(ホントはだめですよ~)

このネジはずしですが、ブレーキをかけながらはずすか、何かタイヤにかませてタイヤが動くのを止めながらはじします。

普通のレンチではなくメガネレンチを使いましょう。でないとなめてしまいます。

旧タイヤと新品タイヤ
で、はずして新しいタイヤと並べるとこんな感じ。

同じ種類のタイヤとは思えないほどの変わりようです・・・。
サイズ、型番も同じなんですよ。ホントに。

ムシ外し
次に空気を抜きます。

ムシはずしを使ってムシをはずします。これで一気に空気が抜けます。

リヤブレーキシュー
これはタイヤをはずしてブレーキシューが見えたところです。

で、ブレーキシュー見ると、なんとシューがほとんどありません。
これでよくもまぁ止まるなぁ、という感じです。

さて、ここからがタイヤはずしです。

ビードを落とす」とよく書いてあるのですが、よく分かりません。
タイヤレバーでなんとかこじってはずそうとしているのですが、まったくめくれる様子がありません。

「う~ん、これは工具が安物だったからいけなかったかな・・・」

と、思い、専門店へ出かけました。まぁ、ブレーキシューも必要だったのでついでです。

2輪の専門店に行きますと・・・・、置いてあるタイヤレバーは同じものがあります。
でも、若干高め(2,000円くらい)のもあります。

お店の人に聞きました。
「この(黒い)タイヤレバー使ったんですけど、全然駄目で。」
「ちゃんとビード落としました?落とさないとはずれませんよ。」

どうも、もっとタイヤを落とさなければならないそうで・・・

でも、その「落とす」ってのがよく分からない。

結局ブレーキシューと新しいムシだけ買って帰ります。

しばらくタイヤレバーで奮闘していると、さらに奥にタイヤリムが移動しました

ビード落とし
段差を乗り越えた感じです。

これがビード落としということ(みたい)。
てこの原理で、タイヤレバーで落としていきます。
このとき、リムを傷つけないように注意。

これをぐるっと全部、裏側も行います。

タイヤ外し
これでやっと隙間ができました。

確かに、ここまで「落とせば」タイヤをめくれるようになりました。
少しずつ、広げていきます。

タイヤレバーですが、コツとしては、一気に進めようとするのではなく、少しずつ進めるのが良さそうです。これであれば、多少力を入れても、大丈夫です。

ホイール
タイヤホイールの写真です。

真ん中に溝がありますが、その両脇に段差があるのがわかりますか?
ここにタイヤがはまるわけです。この小さな段差を乗り越えて真ん中の溝にビードを落とすというわけです。だから「落とす」なんでしょうね。やっとわかりました。

確かにここまで「落とせば」タイヤは動きやすくなりますので、めくれます。

で、はめるのはその逆の手順です。

ビード部分にCRC 5-56をかけました。本来はビードワックスを使うそうです。ちなみに石けん水で良いそうです。

新品タイヤをはめる
こんな感じではめていきます。

これも少しずつ、レバーを動かしながら入れていきます。

で、はめ終わると、今度はエアーを入れるわけです。

ビードを出す。つまり、先ほどの溝にビードをはめるわけです。

家には足踏み式のタイヤポンプがあるのですが、これでは全然駄目でした。

で、ガソリンスタンドへ。

ガソリンスタンドのコンプレッサーで一気に入れるわけです。

で、入れようとしたのですが、反応無し?

「あれ?なんで空気はいらないんだろう。壊れてる?」

よ~くみると、ムシがはいっていないと動作しないようになっています。
つまり、真ん中に弁があるんですね。

ムシをはめて再度挑戦。

今度は入ります。一気にはいるため、ビードがはまります

「バンッ、バンッ!」という音がします。しっかり入ったのを確認します。

新品タイヤ
で、こんな感じに。

次は、ブレーキシューの交換です。

これは結構簡単。

元着いているのをはずします。バネでとまっているだけなので、少しずらせば、簡単にはずれます。

買ってきたのにも新しいバネがはいっていましたので、まずはつける前に組み立てます。

で、少しずつ広げながら押し込んでいきます。

ブレーキシューの交換
奥のピンから先にはめていきます。

この写真を前のと比べると、よく分かると思いますが、ブレーキシューの厚みが全然違います

タイヤをはめる前にブレーキワイヤーの調整を忘れないように。調整ネジを緩めてシューが縮まるようにします。でないとホイールが入りません。

で、ホイールを入れてネジを止め、マフラーを元に戻して終了です!

「ビード落とし」が分からなかったので、手こずりましたが、なんとかできました。

次はもっと早く出来るようになるでしょう。

これで来週から安心して通勤できます。