電気鋸台

前から電気鋸が欲しいと思ってたんですよね。

同じ寸法で切るときなんか、電気鋸があれば、正確にしかも簡単に切れます。
で、トリトンを考えていたのですが、ご存じの通り、トリトンは生産中止になってしまいました。

手持ちの電気鋸がそのまま使えるのが欲しい。でも、ないんですよね・・・
ということで、自作することにしました。

 

まず、台ですが、お向かいの人からベンチバイスをもらいました。
これを台にします。

その上に板を載せればいいわけです。

板ですが、できるだけ正確な板が・・・シナ合板(かな?)厚さ19mm程度のがありましたので、それを買ってきました。

反りがないことを考えるとやはり合板になります。

このままでは、厚みがありますので、少し削ります。

トリマーの大活躍です。(本当はルーターの方がいいんですけどね、こういう作業には)

電気鋸台の板を削る
右にある緑色のがトリマーですね。
穴の左にあるのがガイドです。

これ、前にも説明しましたが、簡単に作れますので、作っておくと良いです。
ただ、ビッドごとに作る必要がありますので、ストレートビットでよく使うヤツで作っておくと良いでしょう。
3mmくらいの板を切って、その上にガイドになる木(この写真では左側)を取り付けます。

このガイドはまっすぐである必要があります

で、一度、このガイドにそってトリマーを動かして、削れば完成です。

これを定規のように当てて使えば正確に削ることが出来ます。

電気鋸台の板を削る
削り終わるとこんな感じです。

大体10mmほど削っています。

中をきれいに平らに仕上げます。

電気鋸を置いてみる
試しに電器鋸を置いてみます。

で、この状態で切ってしまいます。
すると、丁度鋸の刃の出るところが切れます。

これだけですと幅が狭いので、これも細いビッドでトリマーで広げます。

電気鋸を固定するための金具を買ってきました。
電気鋸を固定する金具

これをつけてみると・・・
電気鋸を固定する金具
こんな感じです。

取り外しが出来るようにしなければならないので、ちょっとした工夫がしてあります。
片側の金具は回転するようにしてあるんですね。

(しかし、こうして写真見てみると、金額のタグをはずさないでそのままつけてます。
横着してますね・・・(^^;)

電気鋸台
反対から見るとこんな感じです。

これで、なんとか固定されました。

ガイドを作る
これはガイドを作っているところです。

正しくスライドできるようにこれも溝を掘っています。

手前に伸びているのがスライドの棒(板)です。

これに、直角にガイドをつければ、できあがりです。
板を直角に切りたいときに、このガイドで押せば簡単に切れる・・・という訳です。

あと、ベンチバイスに載せようとしたところ、電気鋸自体が引っかかることが判明。

なので、板の下に90mmほどの幅の板を取り付けました。

電気鋸取り付け

で、実際に使うときは、この板を挟む形でベンチバイスに固定することになります。
ベンチバイスに取り付け
これでがっちり固定できますので、安心して作業できます。