カルチャードブリック貼り再び・・・

カルチャードブリック貼り
窓の下のカルチャードブリック貼りを始めました。


カルチャードストーンも貼り終わり、外壁左官工事も終わりました。

養生ははずされ、残るのはこの窓の下のカルチャードブリック貼りです。

さて、どう貼る物か?

斜めに貼るという案もありました。イギリス積み方式的なパターンにするという案も。

でも、カットするのが面倒なんで、素直に横にはることにしました。

まずは、横幅の採寸。1550mmの幅にカルチャードブリックを綺麗に収めるわけです。

実際にブリックを並べてみました。この寸法であれば7枚で収まりそうです。

正確に採寸すると実は両端が半分のカットブリックを使う方が目地幅が狭くなるのですね。

なので、まずはカットブリックを両端に使うパターンから貼り始めることにしました。
これで様子を見るわけです。

さて、きちんと水平に貼れるように水糸を張ります。

水糸を張る
両脇のカルチャードストーン(白)の目地を利用しました。

まず水糸の先に釘を取り付けます。
その釘を丁度カルチャードストーンの目地にあて、ストーンをぐるりと囲って水糸を張り出しました。

反対側の目地まで思いっきりひっぱり、そこで同じくストーンをぐるぐる巻きにします。

不思議なことに特に反対側は留めなくても摩擦でひっかかります。水糸自体に弾力があるせいでしょうか?

で、この水糸を基準に一段ずつ貼っていきます。いつもの改良圧着方式です。

まずは、モルタル部分とブリックの裏面に両方にハイモル希釈液を塗ります。

その後、アドキープで壁に薄く盛りつけ、後はブリック側にも乗せて、グリグリと押し込みます。

1段貼り終えて気が付きました。

なんと偶然なのですが、カルチャードストーン1つに対して丁度カルチャードブリックが2枚収まるんです。
(このカルチャードストーンは自分でカットしてますから高さは規格寸法ではありません。)

これだと綺麗に収まります。

カルチャードブリック貼り
途中経過ですが、こんな感じです。

縦の目地幅ですが、これは調整しながら貼っていく必要があります。
一度貼ってから、ほぼ等間隔になるように少しずつずらします。
はった直後であれば、充分動きます。

目地埋めは最後でも良いのですが、今回その都度綺麗に埋めていきました。

カルチャードストーンの間の目地もアドキープで埋めていきます。
その際、左官仕事の壁が汚れないように、養生テープを貼っておきます。

ガムテープみたいなもので、これを使い回して貼っていきました。
上が終わったら、はがして下に貼るというわけです。

このブリックはりの最終仕上げは、撥水剤を塗ることです。

これを塗ればコケとか予防になります。