アンティークチェアーのスプリング取り付け (9)

アンティークチェアのスプリング取り付け
アンティークチェアのスプリングをつけ直しました。

 


まずは前回割れてしまったところの補修から・・・・

アンティークチェアのスプリング取り付け
でしっかりつけ、その後、念のため釘穴にを流し込みました。

ちょっと光っているのがです。

こうしておけば、割れることはないでしょう。

結構穴が大きい場合は、膠を流し込んでおいた方が良いと思います。

で、無事にウェビング終了です。

さて、お次はスプリングの取り付けです。

ウェビングテープの上にスプリングを固定するわけです。

で、そのときのですが・・・

アンティークチェアのスプリング取り付け

こんなの使います。

まるで畳針ですね~。

この針は、カバーをかけるときにも使います。

麻糸で留めていくわけです。
アンティークチェアのスプリング取り付け
おおよそ均等にスプリングをのせ、4カ所を留めていきます。

できるだけ一筆書きになるように留めていきます。

アンティークチェアのスプリング取り付け

まぁ、こんな感じで固定するんですが、わかりますか?

で、お次は少しずつ椅子の形を作っていきます。

スプリングをひもでくくって形作っていくわけです。

アンティークチェアのスプリング取り付け

釘をうって、そこからこんな感じにスプリングを括っていきます

始めと終わりは結びますが、スプリングには結びません
からげているだけです。
こうすれば、後でも微調整ができるからです。

アンティークチェアのスプリング取り付け
途中経過です。

まだ少々ゆるみがあるので、斜めを加えていきます。

アンティークチェアのスプリング取り付け

こんな感じになります。

実はもっと張ってもOKです。

アンティークチェアのスプリング取り付け

そこに麻布をかぶせていきます。

釘で打ち付けていくと・・・
アンティークチェアのスプリング取り付け

こんな感じになります。

麻糸スプリングは留まっているので、麻布への負担は小さいです。

アンティークチェアのスプリング取り付け

椅子、4つとも終わったところです。

4つもあるんで、結構時間がかかるわけです~

アンティークチェアのスプリング取り付け
前にはずしたクッション(馬の毛)を載せてみました。

少し椅子らしくなりますね。

このクッションですが、結構麻布がぼろぼろです。
なので、このままでは椅子に固定できません。

なので、少し修復が必要ですね・・・・

ということで次回へ(苦笑)

まだまだ先は長いですね・・・・・