アンティーク風水栓


アンティーク風の水栓を作りました。

ウッドデッキはできあがりました。
でも、家の一番庭の奥のところが結構日当たりも悪く、イマイチな感じです。

ここは芝生も育ちにくい所です。

パティオにでもしようかな・・・・と思っていたのですが、ちょうど水栓がなかったので、何か作ることにしました。

どうせつくるなら、ちょっとオシャレなものにしよう!といつもの悪い癖が出まして・・・

 

アンティーク風の水栓を考えました。

いつものようにテキトーな図面だけ書いてスタートです。

図面と言うより、ラフスケッチですね(笑)

まずはジョイフル本田で買い出しです。

・アンティーク風レンガ
・ジュラストーン(乱張り用)
・アンティーク風水栓金具
あらかじめ、この場所に水道を引っ張ってきます。(写真奥)
また、すでに施工済みですが、排水用の管をひいています。
まぁ、水なので、雨水マスのところに流し込めるようにしました。
次に場所決め。
水糸をはって水平を決めていきます。

(黄色い糸見えますか?)レンガを二つに割って並べていきます。

レンガを割るには、電気鋸砥石で少し、カットし、煉瓦用のタガネで割っていきます。

こいつですね。

この割った煉瓦を空練りしたモルタルの上に並べていきます。ウッドデッキが曲線的なので、あわせて曲線的にしています。

水平を水糸にあわせていきます。
木槌などでコツコツやれば良いでしょう。やりすぎたら、はずして再度置き直します。


水栓部分のレンガを積み始めたところです。

手前にプラスチックボックスが見えますが、ここに煉瓦を水に浸しています。
水をしっかり吸わせないと、固定されませんので。

モルタルは、ホワイトセメント桂砂を混ぜて作っています。壁部分が曲がっているので、垂直に積むの結構難しいです。

適当にやってたら、内側に傾いてしまいました。

やりなおし・・・・

そこで水準器で確実に垂直になっているのを確認しながらの作業となります。

写真をよく見ると分かると思いますが、1段置きに煉瓦は同じ方向を向いているんですね。

なので、1段置きに水準器が当たるように測っていくわけです。

しかし・・・・、この場所、ドロドロですね。排水もよくない?


どんどん積んでいきます。

左右非対称なんです。そういうデザインです。わざとです(笑)
水栓部分が完成しています。
後ろにある水栓から分岐させて、塩ビパイプでつないでいます。
(注!追記をごらんください。この部分に塩ビパイプは×です。)

上の飾りも適当にデザイン!
モルタルを盛るときには、このままでは倒れてしまいますので、他の煉瓦をついたてにしていました。

下に排水用の部分のブロックを並べていますね。

ここが水を受け止める場所となります。

パティオ部分には砕石を付き固めています。下がドロドロでしたので、しっかり突き固める必要があります。

その上に金網を置いています。これは強度を増すためです。

石を貼り始めています。
これも同じくモルタル空練りしてその上に置いています。
水平を見るために、右に角材が置いてあります。
角材を当てて、その上に水準器を置いてレベルを見ていくわけです。こうすれば、結構広い面でも水平を測ることができます。
特に石のようにでこぼこしたものですと、短い距離で水平をとるとでこぼこ分で誤差が生じます。ですので、なるべく広く見るようにした方が良いと言うことです。
この乱貼りですが、少しずつカットしながらなるべく隙間が均一になるように置いていきます。
完成です!
排水マスのところに、玉砂利を入れます。

白い石を入れました。
ちなみにゴミが入らないように排水パイプには網をかけています。

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追記します。

この水栓金具の取り付けですが、塩ビパイプを使いました。
これがちょうど煉瓦の中を通っているのですが、これは失敗です

何でかというと、冬場に凍っちゃって、塩ビパイプが割れちゃったんですね。

こういうところは金物の方が良いです

あと、表に出ているところも、断熱の保護カバー(白いスポンジみないなの)で巻き、さらに水抜きができるような水栓金具をつけるのをおすすめします。