アンティークチェアのスプリングをつけ直しました。
まずは前回割れてしまったところの補修から・・・・
膠でしっかりつけ、その後、念のため釘穴に膠を流し込みました。
ちょっと光っているのが膠です。
こうしておけば、割れることはないでしょう。
結構穴が大きい場合は、膠を流し込んでおいた方が良いと思います。
で、無事にウェビング終了です。
さて、お次はスプリングの取り付けです。
ウェビングテープの上にスプリングを固定するわけです。
で、そのときの針ですが・・・
こんなの使います。
まるで畳針ですね~。
この針は、カバーをかけるときにも使います。
麻糸で留めていくわけです。
おおよそ均等にスプリングをのせ、4カ所を留めていきます。
できるだけ一筆書きになるように留めていきます。
まぁ、こんな感じで固定するんですが、わかりますか?
で、お次は少しずつ椅子の形を作っていきます。
スプリングをひもでくくって形作っていくわけです。
釘をうって、そこからこんな感じにスプリングを括っていきます。
始めと終わりは結びますが、スプリングには結びません。
からげているだけです。
こうすれば、後でも微調整ができるからです。
途中経過です。
まだ少々ゆるみがあるので、斜めを加えていきます。
こんな感じになります。
実はもっと張ってもOKです。
そこに麻布をかぶせていきます。
こんな感じになります。
麻糸でスプリングは留まっているので、麻布への負担は小さいです。
椅子、4つとも終わったところです。
4つもあるんで、結構時間がかかるわけです~
少し椅子らしくなりますね。
このクッションですが、結構麻布がぼろぼろです。
なので、このままでは椅子に固定できません。
なので、少し修復が必要ですね・・・・
ということで次回へ(苦笑)
まだまだ先は長いですね・・・・・