トレリスフェンスを作る その3
鍛鉄作業です!
熱して叩いて形を変えます。
丸棒のまま作っても良いのですが、少し手を入れることにします。
スクロールする部分を薄くすることで、ゴージャス感?を出すことに。
早い話、ロートアイアン(鍛鉄)もどき作業です(笑)
鉄を真っ赤になるまで熱して、叩いて延ばす作業ですね。
まずは道具から。
金づちはできるだけしっかりしたものを使います。
この金づちは確か鏨(たがね)を打つときに買ったものだと思います。
金とこはできれば重いものの方が良いです。
ここに写っているのはレールですが、正直これは軽すぎですね。
重いものの方が、思いっきり叩けます。
そして一番大事なのがバーナー。
温度が高いものが必要です。
いろいろ試しましたが、
パワートーチ(専用ボンベRZ-860・1本付き) [分類:パワートーチ](DF17309/RZ-830)パワートー… |
これでうまくいきました。
これは途中で空気をとりいれる部分があり、相当なパワーが出ます。
逆に普通のこの種のボンベ式バーナーではまったく赤くなりませんでした。。。
こんな感じで赤くなります。
この赤くなった状態で、叩けば、先はつぶれます。
ですが、一本一本では効率が悪すぎます。
というのもバーナーはつけっぱなしなので、叩いている間が無駄になる。
というわけで・・・・
耐火レンガを使って台を作り、数本一度に熱します。
で、赤くなったら金とこに乗せ、思いっきり叩くわけです。
先程も書きましたが、もう少し大きめの金とこの方がやりやすいです。
この大きさでは、足とかで固定しないとどんどん金とこが動いていってしまいます。
3~4回熱して叩くとこれくらいにつぶれます。
単純にカットしたものに比べると、手作り感があって良いかな?
かなり疲れる作業ですが、なんとかできてきています。
ですが、ちょっとしたものを作るのであれば、ボンベ式のガスバーナーで充分ですね。
ただ、使っていくとどんどん火力が落ちていきますので、早め早めに新しいボンベに替えた方が良いと思います。
【今回使った工具など】
・ハンマー
・金とこ
・耐火レンガ
・溶接用皮手袋