年末に向けて、キッチンの水栓金具に不具合。首が左右に動かなくなりました。
製品はKohler社の水栓金具。これは、米国に遊びに行った時にホームデポで仕入れた製品です。
米国水栓金具は日本の規格と同じなので(というか、正確には日本が合わせている)そのまま使えます
既に10年以上使っているのですが、最近、首が左右に動かなくなりました。
前から動きは渋かったのですが、今回まったく動かない。
なにやらパッキングの状態もおかしい・・・
ということでばらすことにしました。
水栓の手の部分は六角レンチでカンタンに外れます。
はずすと、ボンネットカバーが見えるのですが・・・
このボンネットカバー。ネジで止まるはずなのですが、完全に緩んでいます。
その下に白いプラスチックの輪っかがあるのですが、それが上に飛び出ているのため、邪魔をしてネジを締めることが出来ません。どうやらこの辺に問題がありそうです。
ボンネットカバーをはずし、中のコマ?を外します。
長年の水垢で、結構汚れています。
これはこれで掃除!
本体を取り出そうとして引っ張りますが、これ以上引っかかって出てきません。
それもそのはずで、このシャワーヘッドのホース部分が邪魔なんですね。
で、これですが、ヘッド外せば・・・と思いましたが、ダメ。
下からはずさないとダメです。
まぁ、これは面倒なので、この状態で直します。
上の上の写真を見るとわかると思いますが白いスリーブ(輪っか)が上に飛び出ています。
本来はこれが中に収まっていなければなりません。
このスリーブを引っ張りだしました。
なるほど!原因が分かりました!
原因は本体内部についた水垢です。(というより、石化していますが)
これがどんどん成長してしまい、このスリーブを押し上げてしまったようです。
その結果、動きが悪くなったということです。
なので、中の石化部分を徹底的にこそぎ落とします。
で、組付け!
無事に組み上がりました。
ゴムのブッシュもなくなっていたので、ホームセンターで似たサイズを探して組み込みました。
ついでに周りも綺麗に磨いて、新品のようになりました。
これでしばらくまだまだ使えそうです。
ちなみにこのKohlerのコマ部分ですが、結構長持ちしますね。10年以上使っていますが、まったく問題はありません。