アンティークチェアの補修

アンティークチェアの背もたれ部分が相当汚く?なっていたので補修しました。

ローズウッドバルーンバックチェア

ローズウッドのバルーンバックチェアです。ビクトリアンですね。軽く100年経っているものです。イギリス在住時に買って持って帰ってきたものです。
背もたれ部分がこんなに色あせてしまいました。
まぁ、手で持つから仕方ないのですね。

補修開始!

この原因はシェラックが剥げてしまったためだと思います。
なので、まずは色付けから。

ちょっとボロボロですが、イギリスに住んでいた時に買ったものです。そもそもこのアンティークチェアを直したときにも使ったもの。となると1990年ごろだからなんと30年以上経ってる!使えるか?

あと必要なのはシェラック
前に持っていたシェラックがあったのですが、メス(メチルアルコール)で溶いても溶けない!調べてみると、古くなると溶けなくなるそうです。

仕方ないので、新たにシェラックを購入し、溶かしました。

この背もたれ部分ですが、ぐらぐらしていたので、熱湯をかけて外します。熱湯をかける理由は膠を溶かすため。アンティーク家具は膠使っているので、簡単にバラバラになるのですね。
あとは、同じく取り付け直すだけ。

出来上がり!

途中経過を撮影するのを忘れました!なので、いきなり仕上がり状態。
本来は、シェラックはフレンチポリッシングでやるのですが、手抜きで刷毛塗り。まぁ、最後にはスチールウール+蜜蝋ワックスをかけるので、これで良いかと。
高級感が戻りました!

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