ソーラーライトの修理

お気に入りのソーラーライト。でもライトが付かなくなっていました。この修理を試みます。

ソーラーライト

米国amazonで購入したソーラーライトです。おしゃれなのでお気に入り。
ですが、月のデザインの方のライトが点灯しなくなってしまいました。
点灯しなくなってしまってから、結構時間が経っています。

というわけで、今回修理を試みます。

電球(LED)のチェック

普通で考えると、電球切れがもっとも多い原因。というわけで、LED電球が点くかどうかチェックします。
1.5Vでは点灯しません。ですが、3Vで実施すると点灯しました。
というわけで、電球ではないということ。
となると、回路そのものになるので、難易度が上がります。。。。

ソーラーパネルのチェック

パネルはよくあるタイプです。まぁ、これをそのままそっくり取り換えるのもあり。
安いのだと1,000円くらいであります。
ですが、今回ばらしてみることにします。
裏側でネジが2本で止まっているだけ、これを外せば回路が出てきます。

すでに黄色い線が断線しているのが見えますが、電池(充電タイプ)のマイナス部分がサビサビです。
実際、ボックスの中身は水浸しでした(汗)
早い話、さびて中の回路もやられたということになります。

裏側も汚いです。

単に断線かと思ったら、ICの足も錆落ちていました。(汗)
これじゃ点灯するはずもないです。

回路の確認

この回路ですが、一般的なもののようですね。調べると出てきました。

出典:https://wak-tech.com/archives/656

必要(重要)な部品は

CL0116が錆落ちていたICチップです。
これ調べてみると、昇圧回路が含まれているようです。だから、充電池は1.2Vであったにも関わらず、3Vでなければ、LEDが点灯しなかったわけです。

この他に電池も怪しいので、購入しました。1.2V 600mAhです。

夜間になると点灯するのかと思ったのですが、これを見る限りは、点灯しっぱなしのように見えます。

部品は、秋月電子で購入。パックになっているので、4個ほど作成、修理ができます。

回路修理

部品到着です。念のため、基盤とかも購入しました。

電池のグランド部分は、元のを補修しようとしましたが、錆がひどくてボロボロになってしまったので他の電池ボックスから部品を取り外して流用しました。
穴がふさがっていたりするのは、ピンバイスで穴あけをし、基盤側は紙やすりで表面を出しています。(緑色の被膜が付いていたので)

仮組してスイッチを入れてみます。

無事に点灯しました!

回路の防湿、防錆のためハヤコートを吹きかけます。

あとは、水が入ってこないようにコーキング処理を施しました。

これで、しばらく使えます!

点灯の原理

昼に消灯、夜に点灯する原理ですが、これはどうやら太陽電池の電圧と関係するようです。

つまり、暗くなり、太陽電池からの電圧が下がり⇒0Vになると、ICチップが関知し、バッテリーから電力をLEDに供給するという仕組みだそうで。なので、光センサーなどが無いのですね。