擬岩を作る! その6 モルタル盛り付け作業

擬岩にモルタルを盛る
ラス網の上にモルタルを持っていきます。

思ったより大変な作業です。

ラス網掛けが終わり、次はモルタルを盛りつける作業です。
ふつうにモルタルを練って盛りつけてみました・・・・。
なんと、ボロボロと落ちていきます
ラス網メッシュの大きさは1cmくらい。
ここにモルタルを乗せるのはなかなか大変です。
モルタル盛るより、落ちる方が多いかもしれない。こりゃ、先が思いやられます。

 

で、モルタルの練り方を工夫してみました。
モルタルセメント:砂=1:3くらいで混ぜます。
これから徐々に水を足していきます。
モルタルはじっくり練ると結構粘りけでるんですね。
これ、結構コツがいります。少しづつ水を足さないとダメなんです。
水加えて練っていてもボソボソしてる。でも、この状態で一生懸命こねていきます。
するとだんだん水が回り、結構粘りけのあるモルタルができあがります。
水の足し方には注意が必要です
ほんのちょっとの水の量でそのボソボソ状態からいきなり水っぽいモルタルになっちゃんです。
最後の方の調整が結構難しいです。楽しようと、ガバって水足すと痛い目に遭います。
まぁ、少なくとも、モルタルがまとめられるくらいでないとダメです。モルタル用の鍬ですくってもすぐに落ちないくらいの粘りけが必要です。

 

これで結構いけるようになりました。でも、鏝で乗せるのが結構難しいです
次に試したのが、お団子方式
モルタルに結構な粘りがでれば、お団子にできます。これを平たくしてラス網に貼っていきます。
まぁまぁ、これもいけますが作業効率はそう良くないですね。
もっと楽な方法はないかな・・・・・
もしかしたら吹きつけしちゃえば一発かも!
てなわけで、業者さんに相談します。
そしたら
「うーん、やっぱりラス網だと抜けちゃいますね。多少粗くても手で乗せておく必要あります。」
とのこと。
やっぱ、手で乗せるしかないか・・・。
でいろいろ探して、次に考えたのが、スサを入れる方法です。
つまり繊維を入れちゃうんですね。使ったのは30mmくらいの長めのスサです。
これをモルタルに混入します。
確かに、これだとさらに粘りけが出て良さそうです。
また、スサ自体も保水性があるのでこねるときの水加減も楽になります。
擬岩にモルタルを盛る
これ、モルタル盛っている最中の状況です。
白く見えているのがすでに固まったモルタルです。
グレー部分が新しく乗せたところ。下から進めています。
もこもこしているのは、お団子方式をやったからです。
(※でも、これよりもずっとずっと楽な方法が後に発見されてます!)
スサが結構長めなので、よくみると毛羽立ちが見えます。
でも、最後に仕上げの色モルタルを盛るつもりですので、そこは気にしないこととします。

 

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