メッシュ金網を取りつけます。
これでとりあえず組み立ては完了です。
ロウ付けでメッシュ金網を取り付けることにしました。
ですがうまく付きません・・・・。
金網側には銀ロウはまわるのですが、丸鋼側にはなかなか付かない。
よく調べてみると・・・・、
どうも丸鋼の表面には何か皮膜があります。
酸化被膜?
そいえば、曲げる時に、バリバリと表面にひび割れ起こしていたっけ。
錆びないように何かコーティングされている?
いずれにしろ表面に何かついているためにいくらフラックスを塗ってもダメなようです。
なので、しっかりとディスクグラインダーではがしてから作業します。
多少、やりやすくなります。
部材をあまり熱し過ぎて、酸化被膜ができてしまうとやはりロウのつきが悪くなります。
早めに銀ロウをなじませるのがコツか?
なんとかできますが、時間もかかるし、銀ロウの消費も結構激しいです。
というわけで、溶接に戻しました!
1.4mmの溶接棒を買ってきました。
これなら、溶け落ちない??
メッシュ金網は互い違いに組み合わされているので、片方が若干浮きます。
これを押さえないといけないわけなのですが、いちいちバイスプライヤーで固定するのは面倒。
いろいろ試しましたが、一番楽なのが、溶接のアース用クリップで挟む方法です。(上の写真)
右側には捨て板置きましたが、慣れてくると無くてもできるようになります。
溶接棒を叩く理由は、溶接棒の先端のスラグ?を落とすためのような気がします。
叩かなくても、グリグリとするだけでアークが飛ぶときもあります。
まぁ、この辺は慣れですね。
1.4mmの溶接棒でもやはりメッシュ金網は溶け落ちます。
まぁ、同じところをやっていればどんなものでも溶けるわけなので・・・
チョンチョンと様子を見ながらやっていけば大丈夫です。
逆に長い部分を溶け落としてしまった方が後々の始末は楽かもしれません。
アークが強すぎるとき、穴があいてしまうこともあります。
そういうときでも、チョンチョンとやっていけば盛り上げることもできます。
なんとか全部取り付けました。
あとはディスクグラインダーでよけいな部分を削り落します。
ロウ付けしたところはやはり強度不足で外れているところもありました。
再度溶接しなおし。
やっとここまでできました!
【今回利用した工具など】
・銀ロウ
・フラックス
・バーナー
・ナイロンやすり
・溶接機(レッドゴー120)
・1.4mm溶接棒
・溶接面
・皮手袋
・バイスプライヤー
・溶接用アースクリップ
・耐火ボード
・ディスクグラインダー