革のソファーの修復修理です。
このソファーはイギリスに住んでいた時に購入したものです。革のソファーで値段はそう高くないのですが、とにかく座り心地が良い。
座った状態で熟睡できてしまうほど座り心地の良いソファーです。
ですが、さすがに20年以上経過。
さらに、犬の被害に遭い、ボロボロ状態です。
革が裂けてしまっているところも。
本来なら買い替えですが、せっかくなので、修復にチャレンジします!
汚れもひどいです。
わざと革をたるませたゆったりしたデザイン。塗るのは結構大変かも・・・。
腰宛て部分が白くなっているのは犬がガリガリやったからです(苦笑)
ここ掘れワンワンをやってくれまして・・・(笑)
近くで見ると、こんな状態。ザラザラです・・・
ひび割れもありますね。
この辺はほつれているし。。
今回補修用に使うのは、こいつらです。フェニチ!
皮革補修にはこれが一番良いそうな。
これはクレンジング剤です。
これでまずはきれいにします。
これはメンダー。ヒビ割れなどはこいつで塗りつぶします!
まぁ、パテ埋め剤みたいなものですね。
これはヒートリペア。熱硬化型。ドライヤとかで加熱して硬化させます。
革の補修は、車のペイント補修と同じようなものです。
なので、紙やすりとかで下地を整えます。
ガシガシと削っていきます。
ひび割れ部分。革は染めているのではなく、表面に塗装されているようなのがわかるような・・・。
下地が見えます。
フェニチメンダ―を使って、埋めていきます。
パテ埋め作業ですね。
弾力性のあるパテ埋め剤です。
乾いたら、サンディングして下地を整えます。
問題はこの裂けた部分。
ここは下に別の革をあてがい、メンダ―、ヒートリペアで固めました。
表面をメンダ―で埋めています。
これも同じくサンディングします。
これ、皮革の模様をつけたければ、ヒートリペアで固まる前に、スタンプするみたいですね。
ドレメルツールまで持ち出しました。
ひび割れ部分を削るなら、こちらの方が早いかと・・・。
こんな感じでパテ埋めしていきます。