カーポートのDIY (1)
うちは地下車庫なのですが、2台は完全にはいりません。
なので、入り口に屋根が必要となります。
値段的には15万円くらいから。
でも、一つ困ったことが。
うちの地下車庫の入り口右側にスペースがあります。
ここも含めて屋根にしたいんです。
そうなると、屋根幅3500mmは必要。
こうなると片持ちのカーポートでは無理です。
しかも奥行きもほぼ3500mmなので、通常の出来合のカーポートもだめ。
自動的に自由設計ものになります。
三協立山アルミだとユースタイル、トステムだとマルチスクエアとかいう製品ですね。
ですが、これだと見積もってもらったら最低でも80万円ほどするわけです。
高いのだと100万円はします・・・
自由設計ものをよくみると、フレームと屋根材に分かれています。
要はパーゴラみたいなのをを作ればいいわけです。
地下車庫の入り口部分は両脇がコンクリートの壁になります。
そこに足をしっかり固定させれば、十分な強度はでそうです。
屋根は波板じゃぁ、ちょっとみっともないのでポリカーボネードを考えたのですが、これは結構高いです。
調べていると、中空ポリカというのを見つけました。
タキロンの製品でペアカーボというものです。
ちょうど子供部屋の間仕切りに使ったIKEAの家具の扉に使われているのと同様な素材です。ポリカで作られた段ボールみたいなものです。
さらに調べていくと、あるサイトを見つけました。
ウッドデッキネットさんのサイトです。
まさにやりたいことがちょうど書かれていました。
ここではパーゴラの上にポリカを取り付ける方法として、ハードウッドを縦挽きしたもので固定しています。
失敗談まで書かれているのですごく参考になります。
試供品をもらえるとのことで、申し込みました。
素材は軽くて丈夫です。カッターナイフで簡単に切れますので施工性も良さそうです。
クリアとフロスト(半透明)があります。
まぁ、この場合フロストで良さそうですね。
となれば設計の開始です。
まずはラフスケッチの作成から。基本デザインですね。
屋根は正面から見て傾斜の緩い切妻屋根にしました。
実際の地下車庫のスペースを測ります。
奥行きは3500mmほどですが、手前の柱の間隔は4500mmほど必要です。
そうしないと出入りがしにくいです。
つまり、地下車庫はちょうどこの写真の右側にあるのですが、アプローチ階段があるのでその分柱をずらさないといけないわけです。
(ちなみにこの写真は相当古いです・・・)
ここで課題があります。
1)4500mmの長さの木材があるのか?
2)それだけのスパンがあって強度的に問題はないのか?