アンティークチェアのフレーム (4)

アンティークチェアのフレーム
アンティークチェアのフレームだけにします。

 


引き続き、布をどんどんはずしていきます。

背中側の布はずし
とにかく、フレームをできるだけ傷つけないようにはずしていきます。

結構な層になっているので釘の数も多いです。それも小さな釘です。

スプリング

底はこんな感じ。 スプリングのところにも麻布が貼ってあったのですが、それがボロボロになっています。それが黒く見えているところ。

最初は、Webbingだけ張り替えて上の部分はそのままでやっちゃおうと思ったのですが、さすがにここまで痛んでいると全部はずさないとダメですね。

アンティークチェアの布はずし

で、クッション全部はずしにかかります。

表面の布のしたに白い木綿布が見えています。
この木綿布は使いませんので、思いっきりはがしちゃいます。
で穴がぼこぼこに開いてますしね。

は後でゆっくりと抜くことにします。

アンティークチェアの布はずし

白い木綿布をはがすと中はこんな感じです。

麻布でできているのが、縁部分になります。
その上も麻布が敷いてあり、その上に黒いもじゃもじゃがあります。
たぶん、馬の毛じゃないかな?

この中の詰め物は再利用するので、大事にとっておきます。

しかし、釘の数はすごく多いですね。。。

アンティークチェアの布はずし
詰め物はこんな感じです。

作り直すときは、この上にさらに綿を載せた方が良いかも知れませんね。

しかし、この黒いもじゃもじゃは日本では手に入らないでしょうね。

アンティークチェアの布はずし
上をはずすとこうなっちゃってます。

やはりスプリングのところは負担がかかるのでしょうね。

すっぽりと穴が開いちゃってます。
アンティークチェアの布はずし

フレームの釘をどんどんはずしていきます。

釘が古いので頭だけ飛んじゃうのも結構あります。

大昔の釘がそのまま残っています。

アンティークチェアフレーム
やっとフレームだけになりました。

この椅子、やっぱり相当繊細なデザインですね・・・・・。

はずした釘
はずした釘もちゃんと保管しています。

使えるヤツはできるだけ使おうと思います。

釘は断面が丸くないんです。角張っています。
くさびみたいな釘です。
頭も結構いびつ。

しかし、布がこびりついているので相当汚いですね。

これはバーナーか何かで焼いちゃえばいいのかなと思っています。

床は埃だらけ・・・・