アンティークチェアのウェビング開始しました。
ウェビングとは椅子の裏のテープのことです。
座面の基礎部分ですね。
座面の基礎部分ですね。
さて、まずは工具です。
工具無いとできません~。
向かって左からウェビング用の金槌。
普通の金槌とちょっと違います。
頭が細いんですね。
それに磁石になっています。
これでないと、小釘を打つのが大変です。
真ん中はウェビングテープ。
木綿製でしょうか?相当しっかりとしたテープです。
まったく伸縮しません。
で、一番右がテープを張るための工具です。
イメージ的にはこんな感じでテープを引っかけ、てこの原理でテンションをかけていくわけです。
これを使えば、ピンと張ることができます。
アンティーク直しの本によると、釘5本は打てとあります。
まずは真ん中から留めていきます。
3cmほど残して3本。折り返して2本打つことにします。
こいつらが今回使う釘です。
新品のも買ってあるので、まずはこれから使います。
拡大するとこんな感じです。
日本ではあまりお目にかかれない釘ですね。
くさびみたい。
日本で探すとなれば、できるだけ頭の大きな釘が望ましいです。
で、こんな感じに引っ張るわけです。
相当な力で引っ張ります。
3本張り終えたところです。
たたくとビーンっと音がするくらいです。
横側はクロスさせながら張っていきます。
最初の状態では、このウェビングテープが完全にたるんでいたんですね。
ここまでやると相当しっかりした感じになります。
ですが・・・
やはり、修繕が多いので、釘穴も多いです。
そこから亀裂が入っています。
飾りがあって、ちょっととがっているところがあるのですが、そこが割れてしまいました(泣)
ここは仕方ないので、再度、膠で修正します。
ついでに、釘穴にもしっかりと膠を流し込みました。
注射器使って流し込んでいます。
こうしておけば、割れにくくなるでしょう。