屋根裏収納 その2 はしご取付
屋根裏収納はしごの取付です。
まず、とにかく点検口から天井裏にあがります。
うちの点検口はお風呂場にあります。
脚立を使ってそこから屋根裏に入り込みます。
暗いですから懐中電灯が必要です。まぁ、工事用のライトつけちゃった方が良いですね。
(クリックすると詳細情報が見られます。)
こういうのあると便利です。
耐震用200Wであれば、丈夫だし、すごく明るいですよ。
クリップも強力なので、どこでも固定できます。
夜間仕事にも使えるので、1個あると重宝します。
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で、梁の状況の確認。
電線のあるところ、梁の状況を確認します。
とにかくほこりっぽいのでマスクはお忘れ無く!
次に重要なのが、「どこに屋根裏収納はしごの入り口を作るか?」です。収納はしごの開口をきちんと測っておきます。(というか、図面にでていますけどね)
「はしごはどうやって取り付けられるのか?」ということですが、早い話、「梁から吊り下げる」と考えるとよいと思います。まず、収納はしごの枠がはまる枠を40mm~60mmくらいの角材で作ります。
現物あわせで収納はしご枠をぐるっと囲む形で作ります。
この角材が屋根裏の根太に固定されるわけです。(枠がつり下げられるイメージ)
なので、それをクリアするくらいの長さにしておきます。(30~40cmくらいでしょうか?)
垂直の角材をしっかりした梁にあわせます。
ここに固定することになります。
(ぴったりな場所がなければ、別途根太を渡せばOKです。)
で、角に「錐」で穴を開けます。そこが基準となります。天井裏から開口の四隅を錐で決めてしまって、今度は部屋側からその穴を確認します。で、カッターで切っちゃえばいいわけです。(たいてい石膏ボードですから簡単に切れます。)なるべくきれいに切り取って、そこについている天井壁紙を保管しておきます。
これは後で収納はしご側の蓋に貼り付けます。
天井の石膏ボードと一緒に天井裏の根太も切ります。ツ黴(天井ボードを支えている角材です)
これで開口部分ができましたので、これに先ほどの枠を梁からつり下げるように止めるわけです。
枠が固定されたら、そこに収納はしごユニットをはめ込みます。
ユニットははしごをはずしておけば枠だけになっちゃいますので軽いです。作業はそう難しくないはずです。
サイズはぴったりのはずですから、きちんと納まるはず(苦笑)
で、天井のツラと合わせながら、ユニットをコーススレッドで固定します。
参考までに図を下に載せておきます。(すみません、屋根裏収納の作業時の写真が見あたらない・・・)
枠に階段部分を取付戻します。
最後にスプリングをかけたり、ストッパーを設定したりしますが、これは取り扱い説明書みればそんなに難しくはありません。
でも、スプリングをかけるのがすごく大変だった記憶がありますね~。相当力が必要。
部屋の中から撮った写真を載せておきます。ツ黴(最近の写真です)
周り縁はユニットについていましたので、それを使いました。
色は白に塗っています。収納はしごの天井に当たる部分は先に書いたとおり、元にあった天井壁紙を貼り直しています。
これが出来てしまえば、屋根裏への行き来はめちゃくちゃ楽になります。