鉄骨の溶接作業です。
さて、差筋アンカーをどんどん曲げていくわけですが、ここにコツが必要です。
できるだけ岩が重なっている雰囲気をだすために、手前の岩の頂上が奥の岩の下よりも高くするようにします。
これでは足りませんので、鉄骨を付け足します。
これは通常の10Φ程度の異形丸鋼を使います。安いですから~
これを曲棒でぐねぐねと曲げます。
それを溶接していくわけです。
これは溶接作業風景ですね。
こういうかぶるタイプのお面だと楽です。
また、前にも書いたようにバイスプライヤで固定していますね。(左手の先)
右手に溶接棒ホルダを持って、作業しているところです。
これですが、最初100Vで作業していました。そうすると、はずみで溶接棒が部材にくっついてしまうと・・・・数秒後に家中のブレーカが飛んでしまいました。
くっつくたびにこれでは作業効率が悪すぎます。
で、最終的に200Vに換えました。
溶接機の方の変更はちょっとしたケーブルの取り付け変更で対応可能です。
うちの場合、1Fのエアコンを200Vにしていますのでここから引っ張ることにしました。
これから家を建てられる方は動力系には200V回路を引くことを薦めますね。
具体的には、台所、洗面所(洗濯機)、エアコン、あと庭(外)に一つあると便利だと思います。
200Vに変更すると、格段に作業効率あがりました。
アークの飛びもいいですし、あと普通の溶接棒が使えます。
(100Vだと低電圧用溶接棒を使う必要があるんです。)
まぁ、アーク溶接はとにかくやけどには要注意。鉄が溶けているわけですから、高温です。(当たり前ですけど)
で、溶接が終わるとこんな感じです。
なんだかわけのわからない状況ですね(苦笑)
ご近所からみたら、変なオブジェという感じでしょうか?(笑)
実際、この作業がクリスマス前だったので
「クリスマスの飾り付けか?」と勘違いした人もいたようでした。
ちなみにこの状態でも結構な強度があります。
鉄骨の上に立ってもそれなりに頑丈です。
やはり溶接の威力ですね。