カーポートフレームの組み立て (4)
色を塗って、まずはフレームの組み立てです。
フレームの色塗りをします。
木目を生かした塗装というのも有りなのですが、今回は明るい感じに仕上げたかったので、あえて水性ペイントで塗ります。
家のボーダーの色と合わせています。リリーホワイトという若干オフホワイトの色です。
こういうのは組み立て前に塗っておかないと、きれいに仕上がりません。
このハードウッドというのは木口も結構目が詰まっています。WRCだとざらざらになるのですが、何もしなくても結構ツルツルしています。
まずは、コンクリート壁側の柱を立てます。
これは、まずポストベースに乗せ、柱をボルトでコンクリートに固定します。
すでにアンカーが埋め込まれていますので、これで留めてしまうわけです。
固定されたら、ポストベースのボルトも留め、床と固定します。
ポストベースと柱をネジで固定するのですが、やはり下穴を開けた方が楽にネジ留めできます。
初めてハードウッドへのネジ留め体験しましたが、まったく次元が異なりますね。
こんなにネジが入らないとは知りませんでした。
柱が固定されたら、梁の取付に移ります。
これがものすごく重いです・・・・。
まず、片側のボルトを通します。そこから持ち上げてもう片方を留めるわけです。
こんな感じで梁が固定されます。
サンドウィッチになっているわけです。
さて、道路側の柱を同様に立てますが、こちらは支えがありませんので、このように仮押さえします。
反対側も同様に立てます。
道路側の柱にも同様に梁を取り付けたところです。
同じくボルト留めです。
当然ですが、この状態ではまだまだ不安定です。
こんな感じで取り付けられています。
この梁の長さが4500mmあるわけです。
さて、この梁の上に棟木を渡します。
単に乗っかっているように見えますが、実は棟木に対して垂直に90x90mm材をシンプソン金具で固定し、それを梁でサンドウィッチにしています。
ですので相当がっちりと固定されています。
これで、柱が固定されたので、仮押さえをはずしました。
(写真に息子がちゃっかり写ってますね・・・苦笑)
固定のために斜めに支えを入れます。
この時点ではネジ留めしています。
これは真ん中の棟木のポストベースを取り付けたところです。
この上に下に転がっている棟木を乗せて固定するわけです。
(この材がまた重いんです・・・・。担ぎ上げるの一苦労です。)
梁の支えですが、やはりネジだけでは心許ないのでボルトで留めることにしました。
まず穴をざぐって、ボルトを通すための穴を開けます。
で、ボルト差し込んでの固定です。
やはりボルト留めの方ががっちりつきますね。
同様に、梁側もボルト留めに変更です。
ここまで来ると、柱を揺らしてもがっちりしていることがわかります。
強度はばっちりです。乗っかっても全く問題ありません。
で、実は浴室乾燥機の室外機を取り付けるとき、この梁の上にハシゴをかけてしまったんですね(苦笑)
これがそのときの証拠写真。2Fのお風呂場から下を覗いた時の写真です。
縦に見えているのが、棟木ですね。
ある意味このカーポートフレームがなければハシゴが届かなかったわけです。
この状態で軽く100kgは支えられる強度があります。
このタタジュバ材ですが、ヤニがしばらくでますので注意が必要です。
雨が降ると茶色くにじんできます。ちょっと茶色い染みができます。
垂れてくるので下にモノがこないようにした方が良いでしょう。
まぁ、しばらく放置すれば止まるようです。
ウッドデッキネットさんの話では、来年の春にもう一度様子を見た方が良いとのことでした。
汚くなれば塗れば良いだけです。