学習机を作る! その1 設計

「学習机?そんなのつくってやるよ!(^^)v」

と、娘が小学校に上がる前、約束してしまいました。
トリマー買ったものだから、何か試したくって。(というより、学習机作るのを口実に買ったという説もあります 苦笑)

で、またまた悪い癖が出ます。

「どうせ作るなら、すごいの作ってやる!引き出しも全部!」
机+袖机 というセットです。

学習机のおおよその大きさを採寸して
高さ700mm、幅1100mmという感じにします。

 

で、お次はデザインです。

なにしろ凝り性ですから、普通の机はダメ。

曲線の美しい机にしよう!
そう、前に作ったウッドデッキ(ヘッダー画面の右側に写っています)みたいな曲線のあるやつ。

娘に簡単なデッサンを見せてOKもらいました。

彼女の要望は・・・

・ハートマークを入れてほしい
・色は白
・引き出しのつまみは、ハワイで買ったのを使う

です。

そう、作るの見越してハワイホームデポで引き出しつまみを見繕わせていたんです(^^;
こういう部材の種類は米国の方が豊富です。

 

お次は構造設計。
と、言うと大げさですが、どういう風に組上げるのかをデッサンします。

今回ネジの頭を見せたくないので、ダボを打ち込んで仕上げることにします。

また、引き出しのスライダーなどもチェックしておきます。これは引き出しの大きさがおおよそ決まれば買ってくることができます。

袖机のキャスターも買っておきます。これで高さチェック。

次が詳細設計。きちんと寸法を採っていきます。

これに一番いいのが方眼紙

シャープペンシルでフリーハンドで描いちゃいます。

あらかじめホームセンタ板の大きさ(厚X幅X長)を見ておいた方がいいですね。
この詳細設計の時に、板取も考えるわけです。結構材木も高いですからね。

無駄のないように・・・・
板は今回
・30mm厚パイン集成材 (天板、脚)
・19mm厚パイン集成材 (背板、袖机、引き出し表)
・ファルカタ集成材    (引き出し中)
・3mm合板         (引き出し底)
・2x4スプルス少々
という感じです。

ファルカタ材というは、結構柔らかめの材料です。

今回引き出しはアリ組します。
(というか、これが最初からやりたかったんですよね・・・・ 笑)

トリマー紹介のページアリ組用治具を紹介しています。

僕はプラスチック製の安いのを買ってしまいましたが、アルミ製の良いやつをできたら買った方が良いです。

なぜなら・・・・

ルータビットでプラスチック部分をとばしてしまうんですね・・・。

で、2度と使えなくなってしまいました(泣)

工具はできるだけ良いモノを買った方が良いです。(教訓)
もっとも注意して設計しなければいけないのが引き出しのスライダー部分です。

この取り合いをきちんと考えておく必要があります。

方眼紙にすべて書き終えたら、それから材料をとり、購入する板の枚数を決めます。

サンプルで本棚作ったときの方眼紙での設計図を挙げておきます。

今回ダボうちしますので、ダボ用のドリルの錐も買っておきます。

普通のと何が違うかと言うと、先端がネジになってないんですね。

ですので、止めたいところで止められるわけです。